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郵政民営化を政治信条にしていた人が総理大臣になったとき、世間は郵便局なんぞにほとんど関心を持っていなかった。 それが、ゴリ押しと、つじつま合わせと、ワイドショーなどでマスコミが囃し立てたこともあって、いつのまにやら郵政民営化是非の総選挙になってしまい、国民はいつのまにやら郵政民営化しないと全ての改革が進まない、という意見が多数となってしまった。 これこそ改革の本丸だ、とかなんとかいってね。 本当だったんでしょうかね。 ところで、輿論とは、ある意味たいへん危険を内包しているものと思わざるを得ない。 どうも輿論には2種類あるようだ。 1つは、両極端な意見があるとき、ちょうどその中庸というか、ほどよいところに収束させる機能。 もう1つは、どうかすると煽られて、流されて、あらぬ方向へワーッと行ってしまう危険性を内包した機能。 日本民族の国民性は、どちらかというと後者が多いのではないか。実は私自身がそうらしく、いろいろ他から影響を受けやすい。 マスコミがワイワイ言うと、そうだ、そうだとなる。 そして、ほどなく熱が冷めて、すっかり忘れてしまう。 政治家などのスキャンダルも、ひととき世の中総批判しているようで、ことわざ通り75日ほど経つと忘れられて、次のことに関心が移っていく。 |
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